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〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々1880-21
1、裁断 浴衣1着につき、幅約40p、長さ12m用尺を使い、6mの長さの裁断台に輪にして並べます。 多い時には60枚以上を重ねて、専用の裁断機でカットします。 身に着けたときに、一番いい場所に柄の中心が来るよう気を遣いながらの作業です。 |
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2、本縫い(ミシン縫い) 1で裁断した生地を、ミシンを使って、身頃・袖、衿の大まかな形に縫い合わせます。浴衣の原型がここで姿を現します。 |
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3、くけ(手縫い) 衿、袖口を手で縫います。糸目が目立たぬよう「まつり縫い」を用います。 その際、ミシン縫いがとけないように袖口や脇部分に、女性用で8カ所、男性用では2カ所「カンヌキ止め」を施します。 この工程で手縫いをする主な利点は、衿に若干の膨らみを持たせ、着た時に胸元が崩れにくくなること、袖口の表に糸目が見えにくくなるため、見た目の美しさが生み出せることです。 |
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4、スクイ(特殊ミシン) この工程では、2本糸の通称「奥まつり」ミシンを使います。 以前は、「スクイミシン」と呼ばれる1本糸の特殊ミシンを使っていましたが、解けやすいという難点があり、2本糸を使う「奥まつり」ミシンで、縦のライン、裾部分の生地始末を施すようになりました。 このミシンの特徴は、表に均等に点の様な糸目しか出ず、裏面はしっかり縫われている、という事です。 <古い時代にはこの工程も手縫いで行うのが一般的でしたが、当社が「本縫い」や「くけ」以外の工程にもこの手法を多く取り入れるようになり、今では、それが浴衣縫製での主流の手法となったのです!> 生地によって、ミシンの調整が高度にできるため、きれいには仕上がりますが、とても扱いの難しいミシンです。しかし、当社の全工程の中で、重要なカギを握るものでもあります。 このミシンには縫い終わりに「返し縫い」の機能が無いため、その糸始末は手縫いで行います。 |
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5、アイロン仕上げ バキュームが付いた特殊なアイロンを用います。 この時に、仕立てに不備が無いかどうかのチェックも同時に行います。 アイロン後は、浴衣独自のたたみ方でたたみます。 最後に輸送時の「布ずれ」を防ぐために、手縫いで2カ所の仮止めをします。 |
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6、検針 最後に検針器を使い、針の混入チェックを行います。 検針は、「くけ」が終わった段階でも行いますで、浴衣1枚につき2回、検針器を通すことになります。 針は、主に、縫い針と待ち針を手縫いの工程で使用していますが、それぞれに当社の名前が入っており、それが売り場等での針の故意的混入の対策になっています。 <特に縫い針は、肉眼では見えず、特殊な溶液を使った化学反応時のみ「有限会社大沢縫製」の文字が確認できる仕様です。> |
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